税理士・公認会計士選びの
5つのチェックポイントとは?

経営者の3人に1人が、
税理士・公認会計士との
関係で不満を抱えている!?

経営者と税理士・公認会計士との良好な関係は、安定した企業経営にとって欠かせないものと言えます。
一度顧問契約をすると長い企業では数十年契約しているところも多く、経営者の相談役として末永くお付き合いしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな良好な関係を築いている一方で、やりとりに不満を抱えながら継続していたり、不満が爆発して契約解除に至ったというケースも少なからずあります。

「やりとりで、不満や不快に思ったことはありますか 」という調査では、「ない」と回答した方が71.2%、「ある」と回答した方は28.8%という結果で、約3割の方が不満があると回答しています。

2017年度版 会計事務所白書(事業主編)より

※許可無く本レポートの画像・文章の使用・無断転載を固く禁じます。

税理士・公認会計士選びに失敗した経験者から具体的な不平・不満をお聞きした結果をまとめました。自分にピッタリの税理士・公認会計士を選ぶ際に失敗しない為のポイントをご紹介します。

税理士・公認会計士への
不平・不満の7パターン!はこちら

アドバイス・提案がない

  • 節税に対する提案が少ない。もっと積極的にアドバイスが欲しかった

  • うちにとっていい情報・やり方を教えてくれない

態度・口調

  • 態度が大きく一方的だった。偉そうに同じことを何回も聞いてくる

  • 他人事のような言い方をする親身さがなし、物言いが厳しい

価格

  • スポットの作業費用が高い。価格設定が不明瞭

  • 仕事量のわりには高い

ミス・トラブル

  • 単純なミスが多い

  • 事前の精査が不十分で修正申告の事態となった

対応・連絡の遅さ

  • メールでの問い合わせに返答を忘れていた。また訪問が無い

  • 疑問点に関する回答のレスポンスが遅い

コミュニケーション

  • 求めていた回答が得られなかった。説明が分かりにくい

  • 訊いていることにストレートで答えてくれない

税務署対応

  • 常に、税務署寄りのスタンスで税務調査の際に、戦ってくれなかった

  • 税務調査を受けた時の対応がいい加減だった

事業主500人に聞いた
税理士・公認会計士への
不平・不満のパターン!
不平・不満を抱えないためには、
どんな税理士・公認会計士選びをすればいいの?

経験者から学ぶ 失敗しない税理士・公認会計士選び
5つのチェックポイント!

チェックポイント1顧客目線(対応・レスポンスなど)で対応してくれるか

態度が悪いなどは論外ですが、顧客目線で対応してくれているかどうかは、都度のやりとりやコミュニケーションであなたの満足度に直結してきます。残念ですが、あなたが当たり前と思っているお客さまへの対応(スピードや態度)が通じない方、不快感を与える言動をしてしまう税理士・公認会計士の方がなかにはいるようです。ただ、最近は多くの税理士・公認会計士の方が、サービス業として認識し対応してくれます。 実際に会って話し合い、あなたが不安や不快に感じないかどうかで見極めることがとても大切です。   

チェックポイント2話し合える・相談できる関係になれるかどうか

相性と言ってしまえばそれまでですが、経営のパートナーとして「税理士・公認会計士に相談したい」、「アドバイスを求めたい」、「末永くサポートしてほしい」と考えているならば、言いたいことをきちんと言い合える仲になれるかどうかが大切なので、そういう関係になれそうな人を選ぶことが重要です。あなたが本音で話してくれるからこそ、節税対策はもちろん、経営アドバイス、資金調達などアドバイスができるのであって、決算時に数字だけを見ているだけでは、良い関係は構築できません。本音で話し合える関係が築ける相手かどうか確認しましょう。

チェックポイント3明瞭な料金設定かどうか

年間を通してどれぐらいのコストになるか、スポット対応にはどんなサービスを、どれぐらいの金額でやってくれるのかを、はっきり聞いてみましょう。あまりはっきりと答えられない場合には、他の税理士・公認会計士の方にも聞いてみて検討するのがよいでしょう。

チェックポイント4ズバリ!節税に関するアドバイスがもらえるかどうか

税理士・公認会計士によっては節税に積極的ではない人も多いようです。税理士の中には、節税は税理士の仕事ではないと考えている方もいるためです。 しかし事業主側が一番期待しているアドバイスは、この節税ではないでしょうか。 違法性のない範囲で「適切な節税」のアドバイスをいただけるとサービスの質は大きく変わってきます。少し堅い税理士・公認会計士の方は、どちらかと言えば納税をしっかりしなさいという考え方をしているようです。 一方で、柔軟な税理士・公認会計士には「節税」は顧客サービスとして、しっかりと教えてくれる方もいます。また、同業種を複数顧問先として抱えている業界特化の税理士は、節税だけでなく経費削減や業務効率化などもサービスとして提供してくれている方もいます。はっきりと面談の際に節税に対してできることがあるかを聞いてみましょう。

チェックポイント5決算対策・税務調査の対策をちゃんと話し合うことができるかどうか

「危機やトラブル時にこそ、きちんとサポートされたい!」、「税務調査が入った時にきちんとした対応をしてほしい!」など、いざという時は税理士・公認会計士にお任せすれば大丈夫と考えていたのに、実際は違ったという不満も多いようです。万が一に備えて、コミュニケーションをしっかり取り、親身になって相談に乗ってくれる税理士・公認会計士の方を見つけましょう。

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